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学校スタッフリレーエッセイ「わたぼうし」

201411月】「ご縁

大年真理子

広島で生まれ育ち、島根に住み始めて今年で早7年目となった。大学受験のため一人高速バスに乗り、不安を抱きながら初めて松江に向かったときのことは今でも鮮明に覚えている。中国山地を抜け、山と山の間からキラキラと湖面が光る宍道湖が見えたときは「これが宍道湖か~!」と松江の雄大な自然に感動し、初めて向かう土地への不安も一掃された気がした。

もともとは縁もゆかりもない地であった松江だが、歴史ある街並みや、地元の人々の温かさなど、すぐに松江の魅力に引きつけられた。また「ご縁」や「縁結び」というフレーズを島根に来てよく耳にするようになり、「ご縁」という言葉が好きになった。島根に来たということも、ここでの出会い全てがご縁だと考えると、島根での新たな出会いや経験全てに意味があるものと感じ、素敵な言葉だと思ったからである。
さらに私にとっては新たなご縁の土地である、安来市広瀬町で働き始めてからのこの半年間は、出会いの連続だった。学生や教職員の方々、ボランティア等で出会う地元の方々の温かさや寛容さ、優しさに触れる日々で、改めて職場や広瀬との「ご縁」に感謝した。

学生時代から、縁のあった物事は、私自身のそれまでの考えを覆し新たな視野が広がるような出会い・出来事であり、自身を成長させてくれるものだったと感じている。

これからの「ご縁」も、自分の知見や、人としての幅を広げてくれるものと考え、真摯に目の前のことを受けとめ向き合っていきたい。そして、今までに出会った人々、これから出会うであろう人々、目の前に起こる全ての出来事に感謝の気持ちを持って日々過ごしたい。


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