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学校スタッフリレーエッセイ「わたぼうし」

20143月】「当たり前のことに感謝

市川 恵子

これまで大きな病気をせずに過ごしてきた私が、昨年手術をするという経験をしました。我が家では、元気で毎日家事をするのが当たり前であったお母さんが一週間入院するということになり、さあ大変。結局は皆で協力して、お弁当作りや食事の支度をしたようですが、これで少しは母のありがたさがわかってもらえたかなと思います。私自身も健康であることを当たり前のように思っていましたので、退院して元の生活に戻れた時にはつくづくありがたいと感じました。 入院中は、手術後1~2日ベッドから動けず何もできない状態から、点滴が取れて歩けるようになり、トイレに行ったりシャワーをしたりすることができるようになった時は本当に嬉しく思いました。食事も絶食~流動食~軟食~普通食とだんだん元通りになって行くにつれて、普通に食べられるということのありがたさを実感しました。今まで当たり前だと思っていたことができなくなって初めてそのありがたさに気づかされたのです。

又この入院に際し、多くの皆さんにお世話になりました。適切に処置をして下さった医師、痛みのためのわがままにも心優しく対応して下さった看護師さん、食事を作ってくれる調理員さん、そして留守中代役をしてくれた家族や仕事の穴を埋めてくれた職場の方々・・・。感謝の気持ちでいっぱいです。

皆さんも家庭生活や学校生活の中で当たり前だと思っていることを改めて考えてみて下さい。ゴミを片付けてくれる人、ヒーターの灯油を入れてくれる人、先生、クラスメイト、家族のこと、自分自身のこと…。

私はこの度の経験を通して、当たり前だと思っていたことにも感謝の気持ちを忘れないようにしようと思っています。


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