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学校スタッフリレーエッセイ「わたぼうし」

201310月】「育児と育自

寺本直美

私には、1歳8ヶ月になる娘が1人います。初めての育児で分からない事だらけの中で娘の日々の行動や言動から、こうではないか、ああではないかと日々葛藤しながらの育児を行っています。

私は今まで、介護福祉士として介護現場の中で高齢者や障がい者の方に関わってきたことはあり、対応方法等も理解していたのですが、子どもと関わる事が少なかったため、いざ生まれてきた我が子にどのように対応してよいか分からない事がありました。泣いているとなんで泣いているのかなと原因を解明しようと思うも原因が分からず、育児経験のある姉に聞くと、その原因を子どもの表情や行動を見て、理解し、対応方法を教えてくれました。その内容を子どもに実践すると、泣くのがやみ、笑顔になるという事が何回かありました。その原因は、親の私の感情等が反映されている事が多かったと私は感じています。

私が睡眠不足で疲れていたり、育児に対する不安や、次はご飯の準備をしなきゃ等、子ども中心に考えていない時に、子どもが泣いていたなと今になって感じます。自分の心に余裕をもって関わる事が大切だと日々実感しているところです。育児をしているように自分では感じていましたが、実は、自分自身をみつめる『育自』をしていると今は感じています。『育自』と書いて自分を育てる事を『育児』を通してさせてもらってるんだと思っています。これは、介護の現場でも同じ事がいえるのではないかと思います。対象者の方を介護しているという観点ではなく、対象者の方と関わる中で、自分自身をみつめることができ、『育自』をしていくのではないかと思います。


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